思い切って転職してみたら、嫌な奴がいるし職場の雰囲気が最悪。
仕事も自分には合っていないかもしれない。
あんなに嫌で辞めたのに、いい職場だったことに今頃気がついた…。
辞めた後に前の職場の良さに気づいて後悔する人もいるでしょう。
もし出戻るチャンスがある場合はどうしたらいいでしょうか?
出戻り経験者から言うと、できれば他の新しい仕事を探した方がいいと思います。
でもどうしても出戻りたい、またはほかに行くところがないという場合は相手次第で出戻りもアリかとは思います。
こんな方におすすめの記事です
- 転職したけど合わない職場かもしれない
- 前の職場の良さに今頃気づいた
- 今の仕事が嫌で仕方がないけど他に行くあてがない
- 出戻りを誘われているけど迷っている
- 出戻りしようと思っているけど不安
- 出戻りした人の声を聞きたい
この記事は出戻りをお考えのあなたの不安をきっと解消できると思うので、ぜひ最後までお読みくださいね。
目次
前の職場に出戻りをする前に確認しておきたいこと
退職時の状況を思い出し、現在の状況を知る
どんな状況で退職しましたか?
少しでももめたりトラブルを起こして辞めたのなら、出戻りは絶対に避けた方がいいです。
特に在籍当時一緒に働いていたメンバーが入れ替わってないならなおさら。
あなたが辞める事によって空いた仕事の穴を埋めてくれた方がいるはずだし、意見の相違があったのならあなたにいい印象はない可能性があります。
出戻りはきっぱり諦めて別の仕事を探したほうがいいと思います。
自己都合でも円満退社であれば、出戻りが成功する可能性があります。
当時お世話になっていた上司や同僚に連絡を取ってみて、戻りたい気持ちを話した時に歓迎してもらえるかどうかの感触をつかみましょう。
もし出戻りを誘われているようであれば、今のメンバーや仕事の状況を詳しく聞いておきましょう。
受け入れ態勢の確認も取らずに出戻ると、ただの『図々しい人』『常識のない人』になってしまいます。
前職を退職後も連絡の取れる仲間に状況を確認し、相手の感触を見ながら出戻れるかどうか判断しましょう。
在籍時の信頼度を思い出す
前職では実績を残したり信頼を得ることはできていましたか?
信頼や実績があれば、戻ることを喜んでくれるかもしれません。
逆にあまり評価されなかったのに出戻るとよく思わない人が必ずいます。
円満退社なら出戻りは相手次第。
もし信頼や実績があり惜しまれて退職したのなら、人員に空きがあれば会社としては失ったいい人材がまた戻ってくれると歓迎してくれるでしょう。
覚悟しておきたい出戻りのデメリット5つ
①出戻りはしばらく恥ずかしい
円満退社で華々しく送り出してもらったのに出戻るって、相手はそこまで気にしていないのかもしれませんが自分としては本当に恥ずかしいです。
出戻りを温かく迎えてくださる方はたくさんいるけれど、いくら円満退社といえど不満や事情があって辞めたので、一度人間関係から離れるとを元通りにするのは結構しんどいです。
「転職失敗」がバレバレですからね。
そうい時は笑ってごまかすしかないですが、恥ずかしいくて情けない思いはしばらく続きますのであらかじめ覚悟した方がいいでしょう。
②退職理由だった不満が改善されない可能性が高い
前職に不満があったあったから転職したはず。
現状に比べたら前職で感じた不満なんて小さいものだった…なんて思うかもしれませんが、実際出戻ってその環境が日常になったら、また不満は出くるものです。
何が不満で辞めたのか、もう一度よく思い出してみてください。
例えば次は別の部署での再雇用とか、前回の不満が確実に解消される環境なら出戻ってもいいかもしれません。
また同じ仕事に戻るようであれば、以前と同じように組織の体制への不満や条件面での不満、問題が発生する可能性が高いので、出戻りは諦めて新しい仕事を探した方がいいと思います。
③前に在籍してた時の状況と変わっている場合がある
- 自分は頼られていた
- 仕事はまだたくさん覚えている
- いい人たちに囲まれていた
そんな環境も、いざ出戻ってみると人事異動や入社・退社などでメンバーは入れ替わっていたり、仕事の内容も効率化のためやり方がどんどん変わっていきます。
どんなに優秀な方が惜しまれて退職しても、その方がいない環境で仕事は回っていくものです。
人が変わればやり方も変わり、雰囲気も変わります。仕事のやり方も変わります。
在籍していた時期と同じように考えているとうまくいかない場合がありますので注意が必要です。
肩身が狭い思いもします。
前と同じようにいくとは思わない方がいいでしょう。
④よく思わない人が必ずいる
出戻りを歓迎してくれる方がたくさんいても、中にはよく思わない人が必ずいると思ったほうがいいです。
出戻る場合はよく思わない人を見返してやるくらいの努力をする必要があります。
以前と同じではなく、最大限努力してよく思わない人にも「戻ってきてくれてありがとう」と言ってもらえるような仕事をする覚悟が必要です。
⑤出世のスピードが遅くなる可能性あり
一度退職すると中途採用扱いになるので、今までの経歴は加味されくなっている会社も多いです。
もしかしたら部下だった人に出し抜かれて悔しい思いをするかもしれません。
出戻りするなら『1から出直し』を覚悟しましょう。
転職先でうまくいかずに前の職場に出戻りを考えている方へ
今の仕事がどんなに嫌でも、すぐの退職は考えずにその仕事でしばらく頑張ってみてください。
慣れてきたらその仕事の良さもわかってくるかもしれませんよ。
ただ、どうしても合わない仕事だったり、パワハラを受けたり、精神的に病んでしまうようだったら無理しないでくださいね。
精神を病んでからでは遅いので、さっさと見切りをつけるべきです。
まずは前の職場に出戻ることを考える前に別の道を模索しましょう。
過去に捕らわれず未来を見据えていく方が賢明です。
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出戻りした私の体験談と成功のポイント
実は私も当時転職した仕事が合わなくて、なかなか思うように覚えられずに直属のおばさん上司からひどいパワハラを受けていました。
毎日人格否定をされても歯を食いしばって前向きに頑張ったのですが、状況は悪化する一方でどうにもならず毎日死ぬことばかりを考えるようになっていきました。
当時の様子はこちら
そんな時、前職でお世話になった方から連絡があり、
「新部署立ち上げのために戻ってきてくれないか」
というお誘いを受け、迷ったのですが他に行くあてもなく本当にタイミングよくお話があったので、これも何かの縁かと思い、恥ずかしい思いは我慢して出戻ることに。
出戻った後は、ありがたいことにみなさん歓迎してくださいましたのでうつ病の淵から立ち直ることができて、それだけでもラッキーだったと思います。
出戻ってからは、たくさんのことを勉強させていただいてたくさんの成長を感じることができたのです。
結果、私の出戻りは成功でした。
出戻りが成功できたポイントは、デメリットをしっかり理解して、受け入れ態勢とタイミングが合っていることを見極め、出戻り後は恩返しができるよう必死に働いたから。
出戻り後はずっと恥ずかしい思いで肩身が狭かったのですが、実は相手はほとんど気にしていなかったのかもしれません。
新しい業務に慣れてきたころには出戻ったことすら忘れられて、違和感なく馴染んでいったような気がします。
前の職場に出戻ることを決めたら今の職場にすみやかに退職を伝えよう
前の職場に出戻ることが決まったら、今の職場に速やかに退職の意思を伝えましょう。
もし、スムーズに辞められないようだったら、退職代行を利用するのも手。
最近退職代行サービスは増えてきていますが、おすすめなのは弁護士が代行してくれるサービス会社。
弁護士法人みやびの退職代行は非弁業者と違い、弁護士事務所の退職代行サービスだから安心です。
他弁護士事務所と違い、所属の社労士が労災申請など、複雑な案件に対しても相談できますので、泣き寝入りや損がなく退職することが可能ですよ。
相談できる内容
- 損害賠償請求交渉
- 残業代請求交渉
- 退職金請求交渉
- 有休消化交渉
パワハラも相談できます。
自分一人で退職手続きをして嫌な思いをするより、プロに任せてストレスなく退職して気持ちよく次の仕事に臨みたいですね。
前の職場への出戻りが成功するポイントまとめ
出戻り成功の秘訣
- 出戻りは相手次第。受け入れ状況を見極めること
- 前回退職の原因となった不満が解消されない可能性あることを考えること
- パワハラなどで心が壊れる前に合わない職場はさっさと辞めてよし
- 情けなく恥ずかしい思いは覚悟すること
- 辞める前と状況が同じでないことを理解すること
- 出戻った後は恩返しのつもりで必死に働くこと
出戻りはが成功するか失敗するかはその時の受け入れ状況と自分の気持ち次第。
慎重に判断してくださいね。