家事育児に仕事に忙しく、毎日目まぐるしく過ぎていく子育て世代。
自分の時間なんてほとんどない。
早朝から頑張っているから疲れ果てて子供と一緒に寝てしまう。
でも家族のため、子供のため…。
そんな毎日を一生懸命頑張ってきた人は素晴らしいと思います。
でも子育てが終了した後、目的を失ってぽっかり穴が開いてしまい、どう生きていったらいいのか迷う人も多いですよね。
40代を過ぎるとこの先の人生このままでいいのかと考え始める人も多いと思います。
家族のために一生懸命生きてきたからこそ、第二の人生は自分を優先に、充実したセカンドライフを実現するために今から少しづつ準備をしていきませんか。
目次
子育て終了後の第二の人生は自分優先に生きよう
子育てが忙しくてできなかったこと、犠牲にしてきたことってたくさんありますよね。
読書、勉強、映画、旅行、飲み会、ショッピング、自分磨き、推し活…
家族のために自由を犠牲にして頑張ってきたからこそ、子育て終了後の第二の人生は自分のために後悔しない生き方をしたいですよね。
お子さんがある程度大きくなってきたら、セカンドライフについてなりたい自分をイメージしてみましょう。
そして、「気づいた時には自分には何も残っていない」という喪失感に襲われないように、できることから準備を始めていきましょう。
子育て終了後の第二の人生のため今から準備すること
理想の未来を想像する
あなたの理想の未来はどんなイメージですか?
子育てが終わったらなりたい自分を想像してみましょう。
逆に『こうはなりたくない』というイメージでもいいです。
なりたくない未来を避けるためにはどうしたらいいのか、理想の未来を実現するには何が必要なのかを今から少しづつ準備していきます。
理想の未来(例)
- 趣味を楽しみたい
- 勉強して知識をつけたい
- 仕事を頑張りたい
- 開業したい
- 人の役に立つことをしたい
- 夫婦の時間を大切にしたい
- 離婚したい
- 自分を磨きたい
避けたい未来(例)
- 老け込んでいる
- お金がない
- 知識がない
- 仕事がない
- 趣味がない
- 体調が悪い
- 家事や夫の世話だけに追われる
誰もがいきいきと輝きたいと思っているはず。
不健康でお金の余裕もなく、家に閉じこもるセカンドライフは想像したくないですね。
それでは具体的に何を準備していけばいいのでしょうか。
必要なものを準備する
お金を確保する
お金に余裕がないと、趣味も自分磨きも楽しめません。
老後の生活も考えるとそんなに無駄遣いもできない…。
そう思うと、家に閉じこもるだけのつまらないセカンドライフになってしまいます。
子どもがある程度大きくなったら、豊かなセカンドライフを目指して自分で稼ぐ方法を考えてみてはいかがでしょうか。
収入アップの一例
- 専業主婦はパートに出る
- 在宅ワークに挑戦する
- 派遣は正社員を目指す
- 正社員は昇進を目指す
- 副業を始める
- 投資を始める
年齢を重ねても稼ぐ方法はいくつか選択肢が残っていますので、「もう年だからこれ以上稼げない」と現状に満足せずに子育てが終わる前にできる範囲で挑戦してみませんか。
40代から正社員を目指す方法は別記事にまとめていますので『40代パートや非正規からの正社員は無理ではない!採用される就活方法』を参考にしてください。
知識をつける
何か新しいことを始めるにしても、仕事に力を入れるにしても、専門的な知識は必要になってきます。
今はネット情報やSNS、youtubeなどである程度知識を増やすことは可能なので知識を増やして準備をしていきましょう。
資格取得もよいかと思います。
子供たちに負けないよう自分もまだまだ成長していけたらいいですね。
健康を保つ
とにもかくにも健康でないとセカンドライフは楽しめません。
大きな病気はなくとも、40代以降、老化や更年期など体の変化と向き合っていかなければなりません。
食生活や生活習慣を見直したり健康診断を定期的に受けるなど、体の変化を敏感に感じて対応していくよう意識してみましょう。
運動不足になりがちなので、ダイエットと健康維持のためウォーキングを始めてみたり、youtubeのコンテンツなどで『宅トレ』を習慣にしてみるのもいいかもしれません。
アンチエイジングする
40代は老化の始まり。
どうしてもあちこち気になる部分は出てきますよね。
特に更年期が近づくと、肌の衰え、髪質の変化、手の甲の血管浮き、体重の増加など放っておくとおばさん化が進んでしまいます。
若さを保っていると前向きな活力を持ち続けることができるし、美しくいると得することも多いしチャンスが多くめぐってきます。
おばさん化しないための秘訣は別記事にまとめていますのでよかったら参考にしてみてください。
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家族に理解してもらう
子離れをする
いつまでも心配なのが母親の心理。
ついつい長年の癖で身の回りのことをやってあげたくなりますが、それでは子供も親離れできないし、自分の時間が減ってしまいます。
高校生くらいになったら、親としての最低限のサポートと見守り程度にとどめて精神的に子離れすることを意識していきましょう。
そして、母親も人生を楽しむ権利があることを子供に話して気持ちを理解してもらい親離れを促していくことが必要です。
夫に理解してもらう
自分の人生を楽しむためには夫の理解が必要不可欠。
普段から家事を分担してくれる優しく理解のあるご主人は問題ありませんが、今まで家事が当然妻の仕事として認識してきたご主人の場合は急に妻の考えが変わるとは思っていません。
夫は妻が家族のために一生懸命やってきたことに感謝もせず『当然』と認識しています。
夫は今まで通り、妻は趣味もなく家事をこなすのが当然の姿で、当たり前に食事が準備されて家がきれいに保てると思っています。
妻の不在時や体調不良時に家の中が回らないご家庭はご主人の考えを改めてもらう必要があるでしょう。
「女だって人生を楽しむ権利がある。子育て終了後に家事とあなたの世話で終わる人生は嫌」とタイミングを見て伝えることが重要です。
急に夫が何でも手際よく家事を分担するのは難しいので、徐々にやれる範囲を増やし不在時も家事に困らないような状況を作っていきましょう。
不要なものを手放す
我慢しない
自分を犠牲にする癖がついていませんか。
まず、我慢する癖を手放しましょう。
好きなこと、興味があることに積極的に目を向けていく癖をつけると毎日が楽しくなりますよ。
「やらなきゃ」マインドを捨てる
「ごはん作らなきゃいけないから夜は出かけられない」
「洗濯が溜まるから外泊はできない」
「節約しなきゃいけないから好きなものは買えない」
という固定観念は捨てましょう。
そりゃ、毎日家事を一切せずに遊びほうけて散財しては生活が成り立ちませんが、用事があるときくらい家族に協力してもらって堂々と自分の時間を楽しんでいいと思います。
家族ファーストを捨てる
長年の癖で、夫や子供が優先の意識を持っていませんか。
子供や夫の予定に合わせて動く、夫の考えのもと合わせるという意識が当たり前になってしまっていませんか。
もうそんなことをしなくても、今までさんざん家族ファーストで頑張ってきたんだから、これからは自分ファーストでいいんです。
離婚する
夫婦仲は冷めきっているけれど子供の為と我慢している人は熟年離婚もアリですね。
夫婦2人で老後を過ごすことにかなりのストレスを感じる人は思い切って離婚をして第二の人生を一人で楽しむ方が幸せになれるかもしれません。
人生一度きりですから、嫌いな人との生活でストレスを抱えて生きていくより、気楽におひとりさまを悠々自適に過ごす方が心穏やかに過ごせるかもしれません。
今から自立する計画を考えて準備をするといいと思います。
【体験談】子育て終了後の第二の人生を充実させた例
Aさんの場合(キャリアアップ)
Aさんは子育てと両立できる派遣社員として、自宅近くの会社で働いていました。
長く働くにつれ責任のある仕事を任され周りにも認められるようになり仕事の楽しさを覚えましたが、給与は変わらずキャリアアップもない。
いつ契約が終わるかもわからない不安定な身分。
50歳を過ぎて契約が突然切れた時はいい時給で働くことはできない。
どうせ永く働くなら安定した評価体制の整った正社員として働きたいと、44歳の時に一念発起して転職。
地域限定の正社員としてキャリアを積んだのち、49歳で正規の正社員へ昇進しました。
子育て中は簡単な事務仕事から始まりましたが、子育てが終わる頃には昇進試験に合格し本社でやりがいを感じながら社員教育の仕事をしています。
Bさんの場合(趣味を仕事に)
Bさんは子育てをしながら夫の家業を手伝っていましたが、子供が大きくなるにつれ、外の世界で活躍したいと思い始めました。
前から興味があったお花を仕事にしたいと、46歳からフラワーアレンジメント教室に通い始め、49歳になった頃には講師を務めたり作品のネット販売も始め、家業の手伝いよりも多く稼げるようになりました。
お花は人を笑顔にする仕事。
お客様がみんな輝くような笑顔で喜んでくれる素敵な仕事に巡り合えたと、これからもっとネット販売事業に力を注ぎたいと言っています。
Cさんの場合(趣味とボランティア活動)
Cさんはフルタイムで正社員の仕事を産休・育休を取りながら永く働いてきました。
あっという間に毎日過ぎていく時間。
家と職場の往復で家事育児と仕事の両立で必死に頑張ってきました。
45歳になり子供も中学に上がり少し手が離れて自分の時間が出てきたのでリコーダー教室に通い始め、今では高額な様々な種類のリコーダーを買い揃え定期的にコンサートを行うまでになりました。
地域の老人ホームや病院などに招かれボランティアとしても演奏をしに行っています。
仕事以外の生きがいができていきいきしています。
Dさんの場合(離婚)
Dさんは長年専業主婦でしたが夫との仲が冷めきっていて、子供のために離婚はせずに家庭内別居状態でした。
娘が20歳になったら離婚しようと決めていたので、子供が高校生になり52歳からアルバイトや派遣の仕事をフルタイムで始めました。
娘が20歳になり専門学校を中退して働き始め、実家の父が亡くなり遺産相続したこともあり、ようやく一人暮らしの部屋を借りて家を出ました。
今は無事に離婚をし、ストレスなく悠々自適に第二の人生を気楽に楽しんでいます。
Eさんの場合(転職)
Eさんは長年コンビニでアルバイトをしてきましたが、最低賃金で立ち仕事をすることに見切りをつけ、ハローワークを訪れました。
立ち仕事ではない事務職に就きたいので、パソコン技能習得のため50歳で職業訓練所に通い、検定に合格したのち中小企業のパート事務員として転職することができました。
年老いていく体と向き合い、体に負担の少ない仕事で永く続けられる職場に転職できたこと、これからどんどんスキルアップできる環境であること、また何より50歳を過ぎてから未経験で希望の事務職に就けたことが何よりの自信になっています。
Fさんの場合(美容)
Fさんは老けたくない、いつまでも若くいたいという思いが強かったので、老化が始まった47歳から自分と向き合ってアンチエイジングに力を入れました。
美顔器や脱毛器で肌の手入れをし、アンチエイジング用の化粧品やシャンプーをいろいろ試して、丁寧に手入れをし若さを保っています。
美しくいると楽しいことや得なことがたくさん舞い込んでくると言います。
また、更年期も感じてきたので病院に行って漢方治療中。
フルタイムの仕事と家事を両立しながらいきいきと忙しい毎日を過ごしています。
子育て終了後の第二の人生を成功させる秘訣
仕事、趣味、自由…目的は人それぞれですが、第二の人生の切り替えを成功させた人たちの共通点は問題と向き合い『数年前から準備』していることです。
なりたい自分を想像したら、それに向かって準備をする。
なりたい自分になるには何が必要なのか?
何が足りていないのか?
何をしないと後悔するのか?
想像力と行動力で未来は変わります。
まとめ:第二の人生の準備は今からでも大丈夫
子育てが終わってからではなく、ある程度子供が大きくなってきたら数年後の未来を想像して自分に何が足りないのかを明確にしていくことが、第二の人生を上手にスタートさせる秘訣です。
でも、「子育てが終わる」って、明確にいつなのかわかりませんよね。
だから第二の人生を大切にしたいと思った今がそのタイミングなのかもしれません。
今からで大丈夫。
なりたい自分に向けて新しいことを始めてみましょう!
きっとあなたのセカンドライフは輝いていますよ。
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