年齢を重ねると増えてくるシミ。
何とかしたいですよね。
私はシミそばかすに悩んで軽い気持ちで医療皮膚科でシミ取りレーザーを受けました。
「これでシミのないきれいな肌になれる」と思っていたのに、なんと逆にシミが増えてしまったのです。
この記事では、シミに悩んでいる方向けに、シミ取りを失敗したアラフィフがシミ取りレーザー後の疑問点にお答えし、アドバイスをしていきます。
ネットでは成功例や皮膚科医の広告記事ばかりなので、一般人ブログでリアルな経過をお伝えしたいと思います。
シミ取りレーザーを悩んでいる人、失敗してしまった人の参考にしていただけたら嬉しいです。
こんな人におすすめの記事です
- シミが増えた
- シミを薄くする方法を知りたい
- シミ取りレーザーを迷っている
- シミ取りレーザーでシミが増えてしまった
- シミ取りレーザーの失敗談を知りたい
- シミ取りレーザーの１年後を知りたい
※この記事で紹介する商品はPRを含みます。
目次
シミ取りレーザー後Ｑ＆Ａ
Ｑ1.シミ取りでシミが増えることってあるの？
A. あります
シミが気になってきたら、「美白スキンケアなんかよりシミ取りレーザーが手っ取り早いし、すぐにきれいになれる」と思う方は多いと思います。
でもシミ取りレーザーによって逆にシミが濃くなったり、なかったところに大きく濃いシミができてしまうこともあるんです。
「炎症後色素沈着」といって、やけどの跡が残ってしまう状態になる人が3割ほどいるそうですよ。
私の場合は元々消したかったシミはすべて濃くなり、さらになかったところに大きく濃いシミが何か所も残ってしまいました。
そしてその後、シミ取りレーザーの施術料金以上にお金をかけ、1年以上治療をする羽目になってしまいました。
シミ取りレーザーはすべてのシミが必ずすぐにきれいになるわけではないので、リスクをきちんと理解したうえで受けることをおすすめします。
シミ取りレーザーを受けた1年前の様子は別記事にまとめています。
やけどの写真を使っていますので閲覧注意ですが、よかったら参考にしてください。
-
【経過ブログ】失敗？シミ取りレーザーのダウンタイムは長すぎる
続きを見る
Q２.シミ取り後にできたシミって消えるの？
A. 薄くなる可能性大
シミ取りレーザーの失敗によってできてしまったシミは、薄くなる可能性が高いです。
私が受けたクリニックの皮膚科医によると「およそ3割の人は痕が残ってしまうが、だいたい半年以内に消える」とのことでした。
でも私の場合、1年経っても完全にシミは消えていません。
1年以上毎日お手入れを頑張って、ようやくだいぶ薄くなってきたところです。
Ｑ3.シミ取り後にできたシミを放置したら自然に消える？
A. どちらともいえない
医師が言うには「そのうち消える」とのことでした。
私は放置しなかったのでわかりませんが、お手入れをせずに放置したら治りは確実に遅くなると思います。
ただ時が経つのを待っているだけではなく、きちんとお手入れを続けていくことが、早く薄くなる秘訣かと思います。
お肌のターンオーバーを促し、肌の生まれ変わりを助けてあげるお手入れが必要です。
参考記事
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シミを消したい！40代・50代から肌が若返る3つの秘訣
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シミ取り失敗後１年の経過報告
シミ取りレーザー後に残ってしまったシミを、１年間ケアして薄くなっていった様子を写真付きで公開します。
左側の写真がレーザー治療を受ける前のシミ。
右ほほに若い頃からの大きなシミがあります。
右側の写真はレーザー照射後3ヶ月が経過したころ。
直後にかさぶたが剥けた時はキレイに取れていたのに、だんだんと今までなかったところにも大きく濃いシミができてしまいました。
シミができてしまってからは、レーザー治療を受けたクリニックに通い続け、ハイドロキノン4％配合のクリームを出してもらっていました。
半年を経過しても薄くなる気配がなかったので、別の皮膚科を受診。
「他院のことは知らないよ」と医者に嫌がられながらも診ていただき、ハイドロキノンが10％配合された軟膏とトレチノイン軟膏、シナールというビタミン剤を処方してもらい新しい治療を始めました。
基礎化粧品は美白効果の高いものに変え、毎日のお手入れを頑張っていたら、1年を経過するころにはだいぶ薄くなってきましたよ。
上の写真は一番ひどかった時期と1年後を比べたものです。
1年間シミと向き合ってお手入れを頑張ったら格段に薄くなりました。
炎症後色素沈着のシミの他、もともと若い頃からあったシミも薄くなってきました。
適切なお手入れを続けたことで、シミが薄くなっただけでなく、肌のくすみが消え、肌にハリが出てほうれい線やおでこのシワも改善してきた気がします。
ここまで回復して本当に良かったと心から思っています。
一生懸命シミと向き合ってお手入れを続けたことで、シミだけでなく肌全体の調子が良くなってきたので、鏡を見るのが嫌ではなくなりました。
シミ取り失敗者からのアドバイス
リスクを理解し簡単に考えない
ネット上ではシミ取りレーザーを施術したら、たまご肌のようなきれいな肌になれる情報が多いですよね。
でも簡単に受けないでほしいんです。
リスクを伴うことをきちんと理解してからでないと後悔することになるかもしれません。
私が施術してもらった皮膚科の医者によると、シミ取りレーザー後にシミが残ってしまう人は、機械の種類や体質にもよりますが約3割くらいいるそうです。
私はその3割に該当したわけですが、そのリスクを顧みず、「自分だけは失敗するわけない、シミはキレイに取れるに違いない」と軽い気持ちで同意書にサインをして受けてしまいました。
その結果、高額な施術費、かなりの痛み、どこにも行けない10日間のダウンタイムの後、今までなかったところにまで濃いシミがいくつもできるという悲しい結果となり、大後悔することになってしまいました。
シミに悩んでいる方はレーザー治療だけでなく、スキンケアで薄くしていく方法をまずじっくり試してみることから始めてみて下さい。
一般のブログを参考に
ネット情報では、クリニックの広告や成功例が多く、リスクが理解しづらいと思います。
失敗例の情報があまりにも少なくて、事前にブログなどでリスクを知れたらきちんと判断できたのになと思いました。
だから私はこれから受ける人の役に立てればいいなという思いでこうして記事を書いています。
広告記事やクリニックの成功例だけでなく、一般ブログの生の情報を参考にすると、リスクも理解しやすくなるのかなと思います。
シミ取りレーザーは広範囲ではなくスポットで
「炎症後色素沈着は必ず消える」と言われても、不安でメンタルやれるし、お手入れにはお金がかかるし、シミ取りレーザーを受けて本当に心から後悔しました。
それでもどうしてもシミ取りレーザーを受けたい場合は、『打ち放題定額〇円』や『〇発まで〇円』などのような価格設定のもので広範囲にやるのではなく、本当に消したいシミだけに施術することをおすすめします。
1年ってダウンタイムにしては長すぎるし、元々なかった肌にシミができてしまうのは悲しすぎるので、せめて悩みのシミだけを、リスクを承知で照射するべきかと思います。
半年を経過しても改善しなければ他の方法を
施術したクリニックでは「半年で消える」と言われ、半年経って消えないと受診しても、「そのうち消える」といつもと同じハイドロキノン4％の小さいクリームを出すだけで、親身に相談に乗ってもらえませんでした。
セカンドオピニオンで、失礼を承知で他の皮膚科に相談し、ハイドロキノン10％、トレチノイン、ビタミン剤の錠剤を処方してもらってようやく変化が見えてきました。
（ハイドロキノンとトレチノインは刺激が強く皮が剥けたりしますので使い過ぎに注意です。医師の指示に従ってください。）
また、普段使いの化粧品はホワイトニング効果のあるものに切り替え、今までのケアを見直したことで急に変化が表れたので、半年経過しても消えない場合は別の方法を試してみることをおすすめします。
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自分に合ったシミ対策を見つけよう
シミの種類を知る
シミはいくつか種類があります。
種類によって対策が異なる場合がありますので、ご自分のシミはどのタイプなのかを知りましょう。
シミの種類
- そばかす
- 肝斑
- 老人性色素斑
- 炎症後色素沈着
- 後天性真皮メラノサイトーシス
例えば肝斑であれば、レーザー治療ではなくトラネキサム酸などの薬やサプリメントで改善する可能性が高いですし、炎症後色素沈着にはハイドロキノンなどの外用薬で治療する場合もあります。
シミの種類がわからない場合は、皮膚科に相談してみるとよいかと思います。
おすすめのシミ対策
老人性色素班と炎症後色素沈着におすすめのシミ対策は、自分に合ったホワイトニング化粧品の選定、ビタミン剤などのサプリメントの服用、継続的なお手入れが基本です。
おすすめのシミ対策は別記事にまとめていますので、よかったら参考にしてください。
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シミ予防も大事
できてしまったシミのケアも重要ですが、シミをできにくくするケアも必要です。
基本中の基本ですが、日焼け止め対策は必須。
夏だけでなく、年間を通して日焼け止め成分の入った下地やファンデーションを塗り、帽子などで紫外線を極力浴びないように気を付けましょう。
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シミを隠す
シミが薄くなるまでの間は、ケアを続けながらメイクでシミを隠していくしかありませんね。
カバー力の高いファンデーションでおすすめなのは、銀座ステファニーの『アルーチェルーチェプラスクッションファンデーション』。
美容液成分もたっぷりでシミを隠しながらきれいなお肌に見せてくれます。
使用レビューは別記事の『【口コミ】カバー力高め！銀座ステファニーの美女クッションファンデ』を参考にしてくださいね。
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それと、コンシーラーでおすすめなのがPOLAの「ディエム クルール カラーブレンドパウダーコンシーラー」
ディエム クルール カラーブレンドパウダーコンシーラーは5色が渦巻き状になっていて、色の取り方次第でコンシーラーだけでなく、ハイライト、チーク、くすみ隠しなど多機能に使える便利なコンパクトです。
使用レビューは『【口コミ】POLAのコンシーラーをシミとクマに悩むアラフィフが使ってみた』に書いています。
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自分のシミと向き合っていこう
シミは放っておくとどんどん増え濃くなっていきますので、まずは自分のシミと向き合っていきましょう。
自分のシミがどんな状態なのかを知り、適切なお手入れを行っていくことで、改善が期待できます。
おすすめのシミ対策は別記事の『シミを消したい！40代・50代から肌が若返る3つの秘訣』にまとめていますので参考になさってください。
まとめ：シミ取りレーザーは慎重に！できてしまったシミには適切なお手入れを
年齢を重ねると多くの人が悩むシミ。
方法は色々ありますが、ネット情報では失敗例があまりないので、企業ページやクリニックの情報よりも私のような一般の個人のブログなどを参考にしていただいて、自分のシミに合った適切なお手入れ方法を選択してくださいね。
私の失敗と改善事例が参考になったら幸いです。
年齢を重ねても美しい肌を保って若々しくいられるように、日々努力を重ねていきしょうね！
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