ヘアケア

【口コミ】酸性ストレートの持ちは?アラフィフが実際にかけてみた感想

髪質が変わってきてうねりとかパサつきとかがひどくて…。
最近流行っている酸性ストレートってどうなんだろう?
美容師さんではなく実際やった人のその後を知りたいな。

実際にやってみた私が詳しく教えてあげる!


昔はくせ毛を治すにはアルカリ性の縮毛矯正が主流でしたが、最近は酸性ストレートが流行っていますよね。


ネットで調べると有益な情報はたくさん見つかるけれど、美容師さんの情報ばかりで実際に酸性ストレートをかけた人のその後のレビュー記事があまりないと感じたので、今回はアラフィフロングヘア―に酸性ストレートをかけたその後をの実体験を詳しくレビューします。


酸性ストレートをやりたいけど不安、実際かけた人のその後を知りたいという人は参考にしてみてくださいね。

酸性ストレートでアラフィフのパサつき解消

結論から言うと、酸性ストレートは合う髪質であればかなりおすすめです。


加齢による髪質の変化で、パサつきやうねりが目立ってきた髪にはかなり効果的で、若い人の髪みたいに劇的にきれいになります。

酸性ストレートがあれば50代になってもまだまだきれいなロングヘアを保てそう!

酸性ストレートとは

まず、酸性ストレートの特性を知りましょう。


アルカリ性の縮毛矯正と違い、酸性の薬を使ってキューティクルを広げずに熱でストレートにする方法です。


店によっては「髪質改善※」「弱酸性縮毛矯正」などと表現している場合もあります。
※「髪質改善」は酸性ストレートと違う施術の場合もあります


ダメージが少なく、傷んだ髪もまとまってツヤツヤになりますが、クセが強い人には不向きです。
うねりやパサつきが気になる人、強くないパーマを落としたい人に向いています


普通のストレートパーマはパーマのウエーブを落とすだけで、髪質改善はできません。
でも酸性ストレートは弱めのくせ毛やダメージによるパサつきを改善してツヤツヤサラサラのストレートに仕上がります。

私はゆるいパーマを酸性ストレートで矯正しました。

酸性ストレートの向き不向き

向いている人

  • くせ毛やパーマがそれほど強くない
  • 傷んでいる
  • パサつきが気になる
  • アホ毛が気になる
  • ボリュームを抑えたい
  • ツヤが欲しい

向いていない人

  • くせ毛が強すぎる
  • ボリュームが欲しい
  • 短時間で済ませたい


酸性ストレートは、アルカリ性の縮毛矯正より矯正力が弱いので、くせが強すぎる人は酸性ストレートは物足りないと思います。


また、まとまりがかなりよくなるので、薄毛に悩んでいる人や、トップにボリュームが欲しい人はやめた方がいいでしょう。

アラフィフが酸性ストレートを実際に試した口コミ

それでは実際にかけた後の様子をレビューしていきます!

酸性ストレート施術前

元々の髪質

全体的なくせはあまりないけれど、顔回りの生え際が天然パーマで、雨の日は前髪のうねりがひどく、反時計回りの生え癖があり毛先が必ず右側に流れてしまいます。


量は割と多めですが、細いので広がったり多く見えたりする悩みはありません。
ただ、加齢でアホ毛やパサつきが気になります。


アルカリ性縮毛矯正は経験なし。

施術前の髪型

ロングのパーマスタイル。
毛先がまっすぐにならないので長年パーマでごまかしていました。


数年前まではデジタルパーマを、最近は普通のパーマを半年に1度のペースでかけていました。


カラーリングは白髪染めのリタッチをし続けています。
半年前に三つ襟部分に左右2箇所、細目にブリーチをかけ、ピンクのインナーカラーをしていましたが、ピンクは抜けて明るい茶色になっていました。

当時の様子

参考記事
痛い印象にならない40代のインナーカラーの入れ方【ロング編】

最近若者の間で流行っているインナーカラー。興味はあるけれど、「もう自分は年だから」と躊躇していませんか。

続きを見る

日ごろのケアは、エイジングシャンプーを使って毎日ヘッドマッサージを行い、週に1度はトリートメント。



夜洗髪しタオルドライ後、ヘアミルクで髪を保護しながらドライヤーで乾かし、朝は濡らしてパーマラインを出してからヘアワックスをつけていました。

髪質の悩み

年齢とともに、ツヤが失われ、表面にアホ毛が目立つ状態。


アホ毛にはオイルやヘアワックスで強制的に抑えていましたが、べたつき感が出てしまうことが悩みでした。


また、ストレートにするとどんなにブローしても毛先が必ず右側に流れるのが悩みで、一度ストレートパーマをかけた時は、まとまらず毛先は右側に流れ、ブローが大変でした。

参考記事
40代のパサパサ髪が改善したエイジングシャンプー10選

続きを見る

酸性ストレート施術後の様子

施術直後

美容室での施術時間は約3時間ほど。
価格は田舎価格の13,000円でした。(都心だと30,000円程するサロンもあるそうです)


驚くほどツヤツヤになって、触った感覚がサラサラでびっくりしました!


アホ毛が全く気にならなくなり、潤いがあり、広告に出てくる若い人の髪のようになりました


寝癖が全くつかないので、朝のスタイリングはとかすだけでかなり楽だし、洗髪後のドライヤーも、絡まず毛同士がばらけるので乾くのが早い気がします。


長さはかなりありましたが、シャンプーもドライヤーもからまないし、スタイリングもほぼいらないので手間が全くかからず美髪が保ててかなり気に入りました。

50代になってもまだまだロングヘアを続けられそう!

施術後2ヶ月

2ヶ月経った頃、長すぎた毛先を20㎝ほどカットしました。


新しく生えてきた根元の頭頂部はツンツン短い毛も目立っていますが、まだまだ酸性ストレートの効果は続いていますので、頭頂部のみヘアワックスなどで抑えればきれいな状態。


ただ、重さが軽くなったせいか、反時計回りの生え癖が少し出てきて、毛先が若干右側に流れるのが少しだけ気になるようになりました。

施術後3ヶ月

3ヶ月経つ頃には寝癖が付くようになりました
元々の生え際のくせも出てくるように。


生え際のくせは、湿気の多い日はどうしても内側だけうねってしまって治らなくなってしまいました。


でも水で少し濡らしてとかすか、ドライヤーで少しだけスタイリングすればまたきれいなストレートに戻るので、地毛よりまだ全然楽です。



3ヶ月経ってもまだまだきれいなストレートですが、手触りが施術直後の頃よりサラサラ感が減って、少し引っかかるようになりました。


毛先もまとまりがなくなってきた感じがします。

酸性ストレートのメンテナンス

酸性ストレートの持ちは人により違います。
半永久に残る人もいるし、3ヶ月で効果が薄れてしまう人も。


2回目以降のメンテナンス方法は、持ちがいい人は、生えてきた部分にのみかけ直して毛先は酸熱トリートメントをする方法もあります。


酸熱トリートメントは酸性ストレートより効果は劣るし持ちも悪いけれど、ダメージを考えると、毛先は酸熱トリートメントをしていくのが理想だそうです。


でも『生えてきた部分を酸性ストレート+毛先は酸熱トリートメント』となると費用もかさみますし、酸熱トリートメントは酸性ストレートより効果も弱く持ちも短いので、傷みが気にならないようだったら全体的に酸性ストレートをかけ直した方が効果も長持ちして費用も抑えられるのでコスパはいいのかなと思います。


同じ酸性ストレートでも薬によって弱いものもあるので、美容師さんに相談すれば、その時に合った強さの酸性ストレートを選んでいただけると思います。

私の場合は半年ごとに全体をかけ直すのがいいかも。

酸性ストレートのメリットデメリット

デメリット

強いくせには不向き

酸性ストレートはうねりやパサつき、アホ毛に効果が高く、強いくせや天然パーマを強制する力が弱いので、今までアルカリ性の縮毛矯正をかけてきたくせが強い人には向かないと思います。

トップにボリュームが欲しい人には不向き

かなりまとまってボリュームは抑えられるので、薄毛に悩んでいる人、トップにボリュームが欲しいには不向きかと思います。

ショートやミディアムはもったいない

酸性ストレートのきれいな仕上がりを活かしたショートヘアやミディアムヘアも素敵だと思いますが、こまめにカットしてしまうと、かけた部分がなくなって生えてきた部分が目立ってしまうので、コスパは良くないかと思います。


酸性ストレートはロングヘアが断然お得ですね。

料金が高め

酸性ストレートの価格の相場はおよそ2万円前後、都心の有名サロンは3万円するところもありますので、続けていくには少しお金がかかります。


でも、田舎の特に個人経営の美容室なんかは安く提供してくれるところもありますし、仕上がりがすごくきれいで手入れも楽なので、お値段以上の価値はあると思います。

施術時間が長め

施術時間はパーマと同じくらいか、それ以上の時間がかかるので、3時間以上は見ておいた方がいいでしょう。


美容室はパパっと短時間で済ませたいという人には向かないと思います。


カールがかかりづらい

酸性ストレートはアイロンで巻くこともできますが、ストレートが強すぎてカールが付きづらいと思います。


しっかり巻いてもハードスプレーでしっかり固めないとすぐにダレてしまします。
特に雨の日はすぐ取れてしまいます。


でも、巻けないわけではありません。
その日の気分で、キレイなストレートもゆるっとウエーブも両方楽しめます

次にかけるのはデジパのみ

次にパーマをかけたくなったら、普通の薬剤のみのパーマはかけられないので、デジタルパーマしか選択肢はありません。


しかも、普通にかけるよりかかりづらいと思います。

メリット

とにかくサラツヤ

酸性ストレートは、とにかく驚くほどのサラサラツヤツヤストレートになれるので、仕上がりが素晴らしいです。


この仕上がりを味わったら、全てのデメリットも気にならなくなりますよ

「あの髪がきれいな人」って言われるようになりました!

スタイリングが楽

寝癖がほぼつかないので、スタイリングがかなり楽です。


忙しい朝も時短になるし、お手入れが本当に楽になります。
キレイな美髪なのにスタイリングがほぼ不要ってすごいですよね。

若く見られる

髪の毛がパサついていると老けて見えてしまいますよね。


酸性ストレートはアラフィフとは思えない若い人のようなツヤサラな美髪になれるので、見た目年齢がグッと若くなります。


50代でもまだまだきれいなストレートヘアを保つことができますよ。

酸性ストレートQ&A

Q1.白髪染めは同時にできる?

A.根元はOK、全体はおすすめしない
お世話になっている美容室では、「リタッチなら可能」とのことでした。
全体を染めるなら別日がいいとのことでした。

Q2.ブリーチしている髪にはかけられる?

A.できます
筆者は一部ブリーチした部分がありましたが、逆に絡まなくなりました。
ブリーチして傷んだ髪こそ、まとまるので心配いりません。

Q3.どのくらい持つ?

A.3ヶ月~半永久
髪質や髪型によります。
3ヶ月ほどで効果が薄れてうねりが出てきたしまう人もいるし、かけた部分は半永久にきれいな状態のままの人もいます。
持ちがいい人でも、生えてきた部分のメンテが必要なので、パーマと同じような感覚でおよそ3ヶ月~半年ごとに美容室で手入れすることが必要です。

Q4.生えてきた部分は盛り上がる?

A.人による
ロングヘアの人はある程度髪の重さがあるのでトップの盛り上がりが目立たない人もいますし、クセの強めな人はかけた部分と新しく生えてきた部分の差が目立ってしまうこともあるでしょう。

ただ、酸性ストレートと相性がいい髪質の人はそこまでクセが強くない人なので、生えてきた部分はそんなに気にならないと思います。
どうしても気になるようなら、ヘアオイルやヘアワックスを少量馴染ませると自然に落ち着いてくれますよ

Q5.傷みがひどい髪はやめた方がいい?

A.問題ない
傷んだ髪こそまとまりが良くなります。
傷みが目立たなくなりますので、仕上がりは良くなると思います。

ただ、酸性ストレートはダメージが全くないわけではないので、短期間に何度もやるのはやめた方がいいそうです。
次にかけるときは毛先は酸熱トリートメントがおすすめ。

また、施術後は定期的にトリートメントをしましょう

酸性ストレートをおすすめする人しない人

おすすめする人

  • パサつきやうねりが気になる人
  • 美髪になりたい人
  • 加齢で髪質が変わって悩んでいる人
  • スタイリングを楽したい人

おすすめしない人

  • ボリュームが欲しい人
  • くせが強めの人
  • 美容室に時間とお金を使いたくない人

まとめ:酸性ストレートは相性が合えばエイジング対策に効果大

酸性ストレートは、昔はなかった画期的な施術方法。


髪質によって合う合わないがありますが、合えばかなり髪年齢が若返るので、エイジング対策に効果大です。


加齢による髪質の変化、うねり、パサつき、アホ毛が気になっている人、年齢を重ねても素敵なストレートヘアを続けていきたい人は是非酸性ストレートを一度試してみてください。


びっくりするほどツヤツヤサラサラになれますよ!

加齢で髪質が変わってきたからと言って髪型を変えなくていいのね!
試してみたい!

酸性ストレートで美髪になって若返っちゃお!

あわせて読みたい

毛深いコンプレックスから解放される!家庭用脱毛器で自信を取り戻そう

みなさんの中には、毛深いことに悩んでいる方もいるのではないでしょうか? 毛深いことに悩む女性は意外と多く、周りの人からは軽く見られがちですが、本人にとってはとても深刻な悩みです。 私も元々毛深い方で、お手入れを忘れたときなどは、デートやママ ...

続きを見る

エイジングシャンプー10選
40代のパサパサ髪が改善したエイジングシャンプー10選

続きを見る

うねり・パサつき対策
【50代のヘアケア】うねり・パサつきを改善する3つのコツ

更年期世代に突入すると、様々なところの劣化を感じますよね。 特に髪質が急に変わってしまい、うねりやパサつきに悩む方も多いのではないでしょうか。

続きを見る

-ヘアケア
-, , ,