2020年9月18日更新
パートナーとの関係に悩んでいませんか?
なんだか最近うまくいかないな…。
私ばっかりがんばっているのにわかってくれない。
相手はいつも自分勝手。
私の事大切ではないのかな?
私の考え方がいけないの?
どちらが正しいの?
もう逃げ出してしまおうか?
でも別れるとなると色々大変だし…。
親になんて言おう?
子供に悪影響はないか?
一人で生活できるのか?
一人の寂しさに耐えられるのか?
この先いい人と巡り合えるのか?
色々悩みますよね。
この記事では、喧嘩が絶えず離婚寸前だった私が23年の結婚生活を経て夫婦円満になった秘訣をお話しします。
夫婦円満になれない3つの理由
夫婦がうまくいかないは主に以下の3つです。
まずはうまくいかない原因を知り、対策を立てましょう。
冷静になって考え方や捉え方を変えれば、きっとうまくいくはずですよ。
目次
夫婦円満になれない理由その1:性格の不一致
まぁ、性格の不一致なんて別の人間なんだからあって当然と思った方がいいですよ(^-^;
中にはとても相性が良くて、一緒に居て楽しくて仕方がないといった夫婦もいますけど、隣の芝は青く見えるものです。
人と比べる気持ちは捨てましょう。
もしかしたら実はそう思っているのは奥さんだけとか、10年後浮気して泥沼離婚とかね、わからないですよ( *´艸`)
とにかく相性がピッタリではない相手を選んでしまったのだから仕方がない。
たいていの夫婦は性格も価値観も違います。
性格が合わない部分とどう付き合うかがカギとなります。
夫婦円満になれない理由その2:育った環境の違い
人それぞれ、『当たり前』の概念は違います。
それはおそらく、育ってきた環境が大きく影響しています。
『当たり前』の感覚が違うと対立が起きますね。
どっちも間違ってない場合もありますが…。
これも当然と言えば当然なんですよ。
同じ環境で育った兄弟でも性格や価値観は違いますから、他人となれば当然ですよね。
それは例えばトイレやお風呂の使い方だったり食べ方だったり、物事に対する考え方だったり相手に対しての接し方だったり。
夫婦喧嘩ってどれもきっかけは小さなことなんですよね。
小さな感覚の違いが大きな不満となって相手を否定したい気持ちになる。
そうすると相手を自分の意見に合わせようとするか、逃げ出そうとするか。
初めはどちらかに決めようとしてしまう傾向がありますね。
夫婦円満になれない理由その3:金銭感覚の違い
お金にあまりにもだらしない場合は早いうちに別れてしまった方がいいかもしれません。
ギャンブルなどで借金を重ねるとか、払いきれないほどの買い物を繰り返すのにろくに働かないとか。
そうでなければ、よく話し合って管理の方法を見直してみましょう。
夫婦円満の私たちも昔は離婚寸前の夫婦でした
私達は23年目の夫婦です。
正直言うと結婚してから10年くらいはいつも離婚を考えていました。
実際に実家に逃げ込んで両家の親を巻き込んで離婚騒動になった事もありましたしね。
家事育児は協力してもらえずに常にワンオペ育児。
家庭を顧みずパチンコや飲み屋に入り浸る夫。
彼の中で私の優先順位はいつも最下位。
喧嘩は絶えず、話し合いはいつも平行線。
暴言にも悩まされました。
それでも負けじと意見をぶつけ合いながら、少しずつ譲り合い、歳を取ってお互い丸くなり、22年が過ぎました。
10年過ぎたころからお互い諦め始め、15年過ぎたころからお互いを受け入れ、23年目の今はとても仲の良い夫婦関係です。
私たちがどうやって離婚寸前から復活したのか、夫婦円満の秘訣の方法をお伝えしますね。
離婚寸前から夫婦円満へのきっかけ
プチ家出はリスキーだけど夫婦関係の回復には効果あり
きっかけは何回かありました。
やはり一番大きかったのは離婚を決意して実家に戻った時です。
さすがに反省したようでした。
でもすぐには改善せず、また数年後に今度は離婚しないための作戦として、義母と子供に協力してもらって一人で家出をしました。
この作戦も夫には絶大な効果でしたが、私も同時に子供と離れることの辛さ、もし別れたら子供にどれだけ寂しい思いや不便をかけるのか、もし子連れ離婚をしたとしても苦労を背負わなければならない現実を思い知りました。
家出は両親や子供を巻き込んでしまうため、あまりおすすめはしません。
場合によっては逆に離婚に向かって話が進んでしまう可能性もありますので簡単にはしない方がいいですよ。
離婚を覚悟しての家出はやり直すきっかけになることもありますが、
家出する時は慎重に。
感情が高ぶっているときに出ていきたくなりますが、勢いで家出するのはやめましょう。
病気などピンチの時に相手の大切さを知る
その後家事をたくさん手伝ってくれるきっかけとなったのは私が転職でうつ状態に陥った時でした。
さすがに弱っていた私を助けようと、その時ばかりは本当に夫がよく支えてくれました。
この時夫にまで暴言を吐かれて否定されていたら私は命を絶っていたかもしれません。
それくらい追い詰められていたし、夫がいつも味方でいてくれて支えてくれて本当に助かりました。
離婚寸前の夫婦が夫婦円満になるための6つの秘訣
夫婦円満の秘訣その1:男性脳と女性脳の違いを知ろう
是非おすすめしたい本があります。
黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』
夫婦円満の秘訣その2:相手に期待しない
夫の行動が期待通りにならないとストレスが溜まりますので私はいつしか期待しないようになりました。
また、手伝いをしてほしい時、
「大変そうだな、いつもありがとう。俺も手伝うよ」
ってのが一番理想的。
家事の負担も減るし優しさも感じることができるのにと思うけど、それは脳の違いで無理だと気づき、数年前からやさしさ部分は諦め、「これをやってほしい」とお願いすることにしました。
今お願いしている手伝いは
- 私がお風呂に入っている間に洗ったフライパンや鍋などを拭いて収納する
- テーブルに出してあるお皿や調味料などをしまってテーブルを拭く
- 洗濯物のタオルを畳む
もうこれだけで家事の負担はだいぶ軽減されたし、「何もやってくれない」の不満から解き放たれました。
元々彼なりにお布団を敷いたりお風呂を沸かしたりカーテンを閉めたりしてくれていたのですが、私にとっては台所仕事がとても大変な負担でした。
これをやってくれることで、夫も不満を言われずたとえソファで寝ていても私もイライラしなくなりましたし感謝の気持ちが生まれました。
男の人は言わないとわからないのです。
期待しないで頼めばいいのです。
夫婦円満の秘訣その3:相手を認めて敬おう
先ほど述べたように脳の作りも違うし、育った環境も違うし夫婦でも血のつながらない他人です。
考え方が違って当然なのです。
自分の考えに合わせよう、理解してもらおうという思いは捨てましょう。
そして、相手も考えも受け入れて認めてあげましょう。
夫婦円満の秘訣その4:喧嘩した後はどちらが悪くても反省して次に活かそう
自分が変われば相手も変わってきますよ。
私が夫と続けてこれたのも、少しずつ変わってくれたからなのです。
喧嘩両成敗。
お互い反省して同じことを繰り返さないように努力しましょう。
でも喧嘩を繰り返しても何も変わらない人はさっさと別れた方がいいかもしれません。
夫婦円満の秘訣その5:アンガーマネジメントをしよう
アンガーマネジメント、怒りの感情のコントロールです。
いくら気心がしれた夫婦でも言っていいことと悪いことがあります。
感情論で話してもいいことがありません。
正論を言っても言い方で相手は受け入れたくなくなってしまいます。
話の本質もずれてしまいます。
意見をぶつけ合うことは大切ですが感情で相手を傷つけてしまうことのないように気をつけましょう。
感情的になったら、一呼吸置くことが大切。
冷静に言い分を伝えましょう。
夫婦円満の秘訣その6:不満を我慢しない
私たちの世代になると、子供のため、お金のためだけに離婚しない夫婦が結構います。
そういう人たちはほどんど何年も会話のない家庭内別居ですね。
不満を溜め込んで諦めてしまい、修復不可能な状態までになってしまいます。
そうなると自分の精神衛生上よくないのはもちろん、子供が育つ環境にもよくありません。
仮面夫婦になる前に不満を解決できるように話し合いの場を設けましょう。
まとめ
こうして書いてみると、結婚はまさに修行ですね(^-^;
『結婚はゴールではなくスタート』
本当にそうだと思います。
暴力・借金・浮気を繰り返す相手はさっさと見切りをつけて新しい人生を歩んだ方がいいでしょう。
でもそうでなく性格の不一致だけだったらもうちょっと修行してみませんか。
自分で選んだ人ですから。
私は離婚せず修行してみてよかったと思っています。
自分も成長できるし、子供に不自由させることもなく毎日がハッピーです。
夫の悪いところばかり書きましたが、もともと仕事は頼り甲斐があって能力の高い人だし、最近は暴言もないし手伝いもしてくれるし優しいですよ。
反抗期で私の言うことを聞かなくなった息子達のフォローもしてくれます。
とにかくマロンは溺愛ですしね^^;
マロンも中和剤になってるのかな。
猫好きに悪い人はいませんね。
男の人も年取ると変わりますよ。
10年も15年もかかるのかぁって思いますけどね(-"-)
でもそうこうしているうちに自分も人間的に成長するのです。
ウマが合う相手と結婚した方は本当に楽だけど、成長の伸びしろは少ないかもしれません。
ウマが合わない相手を選んでしまったのだから修行するよりほか仕方がないです。
その分自分が成長できると思って頑張りましょうね。
大丈夫ですよ、きっといい二人になれます!
頑張ってくださいね。
以上、私からのアドバイスでした。
今悩んでいる方の希望になれたら幸いです。